間知石(けんちいし)について
今回は間知石について書こうと思います。
石を山から出していると、時には傷や筋が入った部分もどうしても出てきてしまいます。それらは石材として販売できないので、写真のような間知石へと加工します。
これらは次にも書きますが、間知石同士を組み上げて神社の石垣や、お城の石垣、河川の堤防などに使用されます。
傷の入った石でも間知石にすることで商品へと生まれ変わります。
価格は、大きさによって変わりますが、1個1700円~2000円ほどです。
小松市串町 八幡神社
間知石を1個1個組み上げて神社の石垣に使用されています。
広い面積に使用されており、近くで見るとかなり迫力があります。
水や雨に強い滝ケ原石の間知石だからこそ、長い年月が経っても劣化しにくく、自然なコケが生えたりして味が出てきます。
石材荒谷商店では間知石の販売はもちろん、組み上げる施工工事まで承ります。
是非、お気軽にご相談下さいませ。
石垣の他にも、串町八幡神社の境内には滝ケ原石で作られた立派な灯籠が設置されています。
随分と前に設置されたと聞いていますが、特別劣化した部分もなく、味がありとても格好良く佇んでいます。
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