石川県の小松市滝ヶ原町で創業百年以上受け継がれる採掘販売元。
北陸の銘石「滝ヶ原石」を採掘から加工まで行っております。
平成28年より、「『珠玉と歩む物語』小松〜時の流れの中で磨き上げた石の文化〜」として日本遺産に認定されました。
【滝ヶ原石とは】
石川県小松市滝ヶ原町の山間部から採れる石、 滝ヶ原石は灰緑色の凝灰岩。
目が細かく耐久性が高いのが特徴で雨雪にも強く、各地方の建築物や家などの基礎石にも昔からよく使用されてきました。
墓石、鳥居、石橋などはもちろんのこと、近年では店舗や家の玄関ポーチや、室内の壁石のような建築材として使用されることも多くなりました。
また水に強いことから水回りへの使用はもちろん、温泉などの浴槽・浴室にも最適な石です。
きめが細かいことも特徴で、石彫刻にも多く使用されております。
【板石について】
滝ケ原石は水や霜に強い特徴から、板状に加工したものを建物内外に使用されることがほとんどです。
切石仕上げ
切石仕上げは機械で加工したものを仕上げに砥石で磨いたものです。
表面はサラサラした手触りになっております。
建物内の石貼りや壁石、お風呂場に主に使用されます。
小叩き仕上げ
小叩き仕上げは機械で加工したものをコンプレッサーで叩いたものです。
叩いたことにより、表面はザラザラした手触りになっております。
小叩き仕上げの板石は濡れてもすべりにくい為、建物外の石貼りに主に使用されます。
【施工するにあたって】
室内床○ 室内壁○ 屋外壁○ 屋外床○ 浴槽○
□凝灰岩で自然石のため粒の模様や色にはムラがある場合があります。
□メンテナンスは中性洗剤でこすってください。(色物の液体は染み込むと取れません。)
□厚みは床の場合25㎜以上、壁の場合は20㎜以上推奨
□サイズ、厚みには多少誤差がでる場合があるので目地を取り表面レベルの調整をして下さい。
□施工時、角が欠ける可能性があるのでお取り扱いに注意してください。
□雨ざらしの場所にご使用の場合は自然石特有の経年変化はあります。
□必要に応じてコーティング加工も可能です。(別途コーティング代が必要になります。)
手に取って実物をご覧になりたい方は、いずれも石材サンプルをお送り致しますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
よろしければ滝ヶ原石使用例、住宅・店舗 施工例をご覧ください。